ギルガルドの弱点

ギルガルドの強さはシングルのみならずとも既にカロスダブルでも実証されています。この手のタイプのポケモンは総じて”まもみが”が強く、ギルガルドもその例外ではありません。寧ろ特性のバトルスイッチや、ほぼ必須に近いキングシールドの存在などから他のポケモン以上に適しているとも言えます。今作ではシャドーボールの一貫性が尋常でないので、キングシールドと身代わりで技スペースを圧迫しても支障を来さないという点も見逃せません。

キングシールドは守るに近いですが、直接攻撃してきた相手の攻撃を二段階下げる効果がある反面、補助技は素通りしてしまうという弱点があります。なので鬼火などをガンガン打ちたいですが、現状では特殊主体が多いので食べ残しによる回復の妨害程度にしかなりません。では何が一番有効かと言えばダブルでお馴染みの威張るです。

今更ながらという話かもしれませんが、バトルスイッチでブレードフォルムになったギルガルドは攻撃が非常に高い反面、本来のHPの低さも相まって防御はペラペラです。威張るで自傷した場合のダメージは冷静HC個体の場合なら43.7%〜52%のダメージです。

ギルガルドを使う側からすれば、神秘の守りを貼るのが安全かと思います。カロスダブルで飛び交う鬼火から物理アタッカー(特にラムを持てないメガシンカポケモン)を守ったり、味方の威張るで強化する意味もあるので無理のない対策になりうるはずです。


知っている人にとっては今更な話かもしれませんが、知らない人は取り敢えず覚えておいてもいいかと思います。