【XYポケ印象】ニャオニクス

晩秋特有の銀杏の独特の匂いが気になる今日この頃。ちらっとですが今日も雪が降りました。平年よりも初雪が10日遅いだけで地球温暖化云々騒ぐのは何とも滑稽ですね。去年どれだけ大雪だったんだよ(





ニャオニクス
タイプ エスパー
特性  するどいめ/すりぬけ/いたずらごころ(夢・♂)/かちき(夢・♀)
種族値 74-48-76-83-81-104 合計466


性別で習得する技や夢特性が異なる非常に珍しいポケモン。6文字解禁されたとは言え、ファイアローと並んで貴重な6文字の名前を持つポケモンでもあります。

タイプは単エスパー。特に書くこともないお馴染みのタイプです。特性は性別で夢特性が異なると非常に個性的ですが、いざ使うとなれば♂の夢特性であるいたずらごころになるでしょう。種族値配分もどことなく同じ夢特性を持つレパルダスと似ていますが、こちらは耐久が高いうえに全体的に無駄がないと言えます。素早さに回さずとも耐久にガン振りでも特性のおかげで先手が取れるとあって、数値よりは硬いポケモンかもしれません。


技に関しては現在判明しているものをwikiを参考に使えそうなのをピックアップします。

【攻撃技】
超 サイコキネシスサイコショック
霊 シャドーボール
悪 あくのはどう、ふいうち
電 10まんボルト
草 エナジーボール
無 ねこだまし

  1. ♀限定でアシストパワー、シグナルビーム

【変化技】
でんじは、いばる、どくどく、リフレクター、ひかりのかべ、めいそう、バリアー、トリックルーム、ふういん、てだすけ、ファストガード、あまえる、あくび(遺伝)、ねこのて(遺伝)、トリック(遺伝)

攻撃技に関してはエスパーらしいと言えますが、はがねに対する打点がないのは残念。モチーフがモチーフなのでねこだましも習得します。ダブルなどで非常に便利でしょう。今作からこのゆびとまれ(いかりのこな)の優先度が2に下がったおかげで、ねこだましを吸われる事がなくなりました。

変化技に関してはクレッフィ同様、5世代のいたずらごころ持ちのポケモンが習得しなかったリフレクター・ひかりのかべの二枚壁が目に付きます。あくびも習得するので起点作りに関しては優秀と言えるでしょう。脱出ボタンを持たせたあくびも面白そうです。全世代で何かと物議を醸したいたずらごころとねこのての両立も可能です。レパルダスよりも高い耐久でねこのてを繰り出されると何かと厄介そうです。状態異常技としてはでんじはやどくどくも習得します。さらにトリックルームも覚えるのでダブルバトルでも括約が期待できます。


シングル環境においてはサポート役としての活躍が期待できますが、タイプが優秀なクレッフィと役割が被るのが若干微妙と言えます。それでもあくびでの差別化が可能な上、ねこのてなどの技もあります。いたずらごころを特性に持つ上でオンリーワンな働きができるので、環境を席巻することはなくても一定以上の括約は見込めます。

ダブル環境においては、耐久含めて種族値が大きく下がった代わりにねこだましが出来るいたずらごころ持ちのサポートといった感じです。採用するかはパーティ次第ですが、ファストガードいたずらごころで繰り出せるために、同じ優先度3同士であるねこだましを止めることが出来るのがニャオニクスならでは。でんじはや威張る、手助け、さらにはトリックルームなどクレセリアがやるようなこともそのまま出来ますが、いたずらごころ持ちといえど、耐久の違いでクレセリアがやったほうがいいことも多いでしょう。ただし、ねこだましを始め技や特性での差別化は容易なのでそこまで気にしなくてもいいです。

いたずらごころを持っているというだけで最低限度以上の活躍が保証される・・・というのは間違いないでしょう。ポケモン対戦において、それだけ特性は重要だとも言えます。