【XYポケ印象】オンバーン

どうもこんばんは!無事に次の職場が見つかって当分一安心のcrazyです。拘束時間が長めなのがネックですけど大学の編入までの間は続けたいですね。昨日のヌメルゴンに続きオンバーンについての印象を述べていきたいと思います。




オンバーン
タイプ ひこう・ドラゴン
特性  おみとおし/すりぬけ/テレパシー
種族値 85-70-80-97-80-123 合計535

新タイプのフェアリー推しが目につきますが、今作はドラゴンタイプの新ポケモンの登場も目立ちます。フェアリーの為に用意された感も漂いますが、オンバーンに関しては十分な括約が見込めるといっても良いでしょう。種族値配分としては僅かに遅くなった代わりに特攻が高い配分になったクロバットと言ってもよいでしょう。クロバットより遅いとは言え、スカーフ持ちバンギラスフーディンダグトリオ、霊獣トルネロス、新ポケのゲッコウガをも上回る123。ラティをも上回る最速のドラゴンとなっていて、ダブルにおいてはラティオス(H175配分のラティアスは強化アイテムなしだと無理)を縛ることができる貴重なポケモンとなるでしょう。耐久に関してはHPが5だけ高い分オンバーンが僅かに勝る程度。合計種族値は両者ともに535と高めの数値となっています。

特性もシングル・ダブルの双方で活躍できるものといえます。おみとおしは今まで使い手が微妙だただけに強い印象の無い特性ですが、そもそもが強い効果な上に素早さが高いオンバーンにとってはこだわりスカーフなどを見抜けるので不意の奇襲を防げてとても優秀です。今作で登場したメガシンカを見抜けるというのも追い風でしょう。そしてなにより今作ではダブルバトルなどにおいて繰り出したターンに相手の場にいるポケモン全ての持ち物を見抜けるようになりました。そして二つ目の特性であるすりぬけは今作で強化された特性の一つです。従来の壁系に加えてしんぴのまもり、しろいきり、そして相手のみがわりを貫通して本体にダメージを与えれることが出来るようになっています。そして夢特性であるテレパシーはダブルなどでお馴染みの特性です。


【特殊技】
竜 りゅうせいぐんりゅうのはどう
飛 ぼうふう、エアスラッシュ
炎 かえんほうしゃ
霊 シャドーボール
無 ばくおんぱ

【その他】
とんぼがえり、いかりのまえば、ちょうはつ、ふきとばし、おいかぜ、はねやすめ、すりかえ


そして技の方はというと、物理技こそ皆無ですが特殊がメインなので仕方が無し。露骨なまでに飛行技を与えられていない同タイプのボーマンダとは対照的にぼうふう、エアスラッシュの二大特殊飛行技が揃っています。フェアリーに抜群を取れる技がない以上その重要度は高いといえます。相性補完の炎技はだいもんじは覚えないものの、かえんほうしゃは覚えます。オンバーンの特攻を考えたらだいもんじが恋しくなりそうですが炎技を覚えるだけでも優秀です。特性・すりぬけは対まもみが系に対して優秀なのですが、ヒードランに対する打点が皆無であるということには要注意です。あとは注目の新技であるばくおんぱも習得可能です。XYで主要な特殊技の威力が軒並み下がった中で特殊ノーマル威力140の命中100でダブルバトルにおいては全体技という何を考えているのかがよく分からない技で、何かと露骨なXYならではの技と言えるでしょう。ただしタイプ不一致であるためそこまでの火力は期待できないです。りゅうせいぐん→ひっくりかえすでC二段階上昇で、ばくおんぱを連発するのも強力ですが肝心のひっくりかえすを覚えるポケモンが現在のところマーイーカと進化系であるカラマロネだけと使い手が限られているのは残念です。変化技は悪くない程度に揃っているといっていいでしょう。

ポケモンの中でも高い注目を浴びているオンバーンですが癖の強いゲッコウガギルガルドと比較しても使いやすさに優れる模範的な強さをもつポケモンと言えるでしょう。シングルバトルにおいても使いやすいかと思いますが、個人的にはダブルバトルでの括約が特に期待できるかと思います。当分の間はいのちのたまやこだわりメガネといった火力強化アイテムを持たせてアタッカーとして戦うのがシングル・ダブル共に主流となるでしょう。ただし、どちらにせよ自身の種族値との戦いになることが多くなりそうです。耐久、火力ともに平均点であるため、第一線での活躍を続けるとなればどこかしらきつい面が出てくるかと思います。とは言え、他に無い強みを持っているポケモンだけに最低限度以上の活躍は期待出来るといえます。少なくとも当分の間はかなりの数を見かけることになりそうです。