【XYポケ印象】パンプジン

帰宅してみたら午前4時。完全に生活リズムが狂うパターンですね。更新予定地をそのまま編集したため、日付上は昨日(16日)の更新です(





パンプジン
タイプ くさ・ゴースト
特性  ものひろい/おみとおし/ふみん
種族値(各サイズごとに異なります)
(小)55-85-122-58-75-99
(中)65-90-122-58-75-84
(大)75-95-122-58-75-69
(特)85-100-122-58-75-54 合計494(全サイズ合計種族値は同じ)


初登場であるくさ・ゴーストの複合タイプであり、かつ初登場であるサイズが存在した上でそれに応じて種族値が異なるという前例のないポケモン。孵化の際には♀のサイズが遺伝しますが、♂とメタモンを預けた場合は♂のサイズが遺伝するそうです。

特性は基本的にはおみとおし一択かと思われます。習得可能なトリックと相性が良い上に、ダブルでは相手二体の持ち物を見抜けるようにXYで変更されました。ものひろいは全くの無意味ではないですが、効果が限定的すぎるのでやはりシナリオ向けです。ふみんは一見悪くないですが、XY以降に追加されたくさタイプ特有の粉系の技を無効化する効果と相性が良くないです。他の眠り技といえばさいみんじゅつと精々うたう、くさぶえ程度でダークホールは未解禁な上、ランダムで使用できるかも不透明です。

種族値は小さいほどHとAが低い代わりにSが高く設定されています。一方で大きくなるほどSを犠牲に耐久と火力が向上します。基本的に特大サイズが優先されますが、素早さを活かしてのサポートとなれば小サイズの出番もありそうです。Bが非常に高いため、小サイズでもそれなりの物理耐久があります。中・大サイズは抜きたい素早さのポケモンが居る際に選択すると良いでしょう。

特大サイズに関しては物理ポケ全般に強い配分となっています。一方で相変わらず多いバンギラスや流行のファイアローに抜群を取られる(一応タイマンならハチマキブレバ耐えて雪崩で倒せますが)ことや、受けれそうなメガガルーラに関してもかみくだくであったりいわなだれであったりと安定して受けれるわけではないので注意が必要です。


技に関しては現在判明しているものをwikiを参考に使えそうなのをピックアップします。

【物理技】
草 タネばくだん、タネマシンガン
霊 ゴーストダイブ、かげうち
岩 いわなだれ
炎 ニトロチャージ
無 だいばくはつ

【特殊技】
炎 だいもんじかえんほうしゃ

【補助技】
やどりぎのタネトリックルーム、かなしばり、ハロウィン、おにび、あやしいひかり、ひかりのかべ、いたみわけ、みちずれ


攻撃技に関してはそこまで豊富ではないです。草技はお好みでいいでしょう。ゴーストダイブは威力が90になったシャドーダイブですが、やはり微妙。おにびやどくどくの時間稼ぎであったりダブルのまもる貫通であったりと見所はありますが、やはりシャドーダイブの火力だからこそ使われたのであって威力90だと厳しいと思います。霊技を採用するスペースが有ればかげうちになるかと思います。その他にはファイアローを牽制できるいわなだれ、退場技でサポート型と相性の良いだいばくはつ、鋼に有効な特殊炎技などはあります。草タイプで炎技を覚えるのは結構珍しいかと思います。

恵まれているとは言えない攻撃技とは対照的にくさとゴーストの複合なだけあって補助技はやはり豊富。粉系は覚えないとは言え、草タイプの補助技であるやどりぎのタネや、ゴーストタイプの補助技であるおにび、あやしいひかり、いたみわけ、みちづれ、かなしばり、トリックルーム・・・。中でも新技であるハロウィンは対象のポケモンに既存のタイプに加えてゴーストタイプを与えるというもの。ダブルなどで味方のバンギラスに使用して格闘弱点を消すなどの用途がありそうです。


シングル環境においては現在のところ注目度は上がっているようですが、物理受けという観点からは受けられないポケモン(根性ローブシンメガガルーラ等)も多く環境次第では厳しくなることもありそうです。言い換えれば環境次第ではかなり活躍出来るポテンシャルはあります。

ダブル環境においては、真っ先にサポート役での使用が考えられます。特にバンギラスとは相性補完に優れていて縦・横共に相性が非常にいいです。タイプ上の相性のみならず、サポートに関してもトリックルームを貼ったり、ハロウィンでバンギラスを格闘技から守ったり、相手のメタグロスにゴーストタイプを加えてバンギラスかみくだくで確定一発を取ったりとパッと思いつくだけでも非常に用途が多いです。パンプジンの本命はダブルだと個人的には思っています。

新ポケの中でもかなりのポテンシャルを持つパンプジン。私がXYダブルで最初に組むパーティには高確率でパンプジンが組み込まれている気がします。