ニョログドラorルンパに対する大爆発の使い方

唐突ですけど雨パの弱点と聞いてピンと来るものって何でしょう。

ハイドロや濁流の命中率?天候に対する依存の高さ?種族値の低さ?呼び水?

結構弱点は多いのですが、大爆発を通しやすいというのも(特に今世代では)見落としやすい弱点と言えるでしょう。パーティの中核を担うニョロトノキングドラ、ルンパッパに対してはメタグロスレベルのジュエル大爆発なら即死級のダメージが入ります。さらに取り巻きで使われることが多いサンダー、ボルトロスといった電気ポケやモロバレル、そして大体の格闘にも同じく即死級のダメージが入ります。

問題は爆発する余裕があるかということですが、それは爆発役の隣に置くポケモン次第で成功率を飛躍的に上げることが可能です。爆発役としては威嚇で攻撃が下がらず、攻撃が高くて耐久の安定したメタグロスが最適でしょう。対雨という観点から、濁流で命中率が下がらないという点も見逃せません。

そしてメタグロスの隣に置くポケモンとしてはモロバレルトリトドン、水ロトムなど、ニョロトノキングドラの並びから見て厄介なポケモンであり尚且つ手助け+流星群やれいとうビーム+流星群、あるいはめざ草+流星群などの集中攻撃を受けやすいポケモンが優れています。対戦相手の目線をメタグロスから逸らすのです。正しくリアルこの指止まれ(

実際の対戦ではニョロトノキングドラの組み合わせに対しては前述の相方が守り、相手の攻撃を相方に撃たせつつメタグロスが爆発するという形になります。

今世代で大爆発が弱体化したこともあってか警戒されにくく、非常に簡単に決まりました。実際にこのギミックを仕込んだパーティを使用しましたが、昨年のGWのWi-Fi予選では雨パには殆ど負けませんでした。しかし、最近だと流石に警戒されつつあるように思えます。逆に雨パを使う側から見れば、メタグロスなどを見たら常に爆発のことを頭に入れながら立ち回る必要があると言えるでしょう。

この考え方は対雨以外にも応用できるので、大爆発を用いたポケモンを使用する際には色々と考えてみると面白いかもしれません。