カントーカップにおけるラッキー対策

ポケスタで小さくなるラッキーにブチギレてコントローラーを投げつけたことがある人もいるかと思います。回避率6段階アップで、耳と足をパタパタさせながらその場で飛び上がるモーション見れば誰でもそうなるはず・・・。

回避率の変更そのものはポケスタ2以降入ったものの、なぜかBWでの小さくなるの仕様変更のせいで進化の輝石なるアイテムの登場も相まって再び姿を現すようになったラッキー。今度のカントーカップでもきっと害悪ぶりを撒き散らしてくれることでしょう。最後にラッキーだけが残ってひたすら攻撃を回避し続けるのは見ていて精神衛生上あまりよろしくありませんよね!

ということで対策を考えたいと思います。

・対策その一 格闘タイプで倒す!

そしてたまにはこいつらのことも・・・。

大体の人が一番先に思いつく対策でしょう。ラッキーでも高火力の物理技で弱点を付けばひとたまりもないです。特に今回出場可能な格闘タイプの中でも特にスペックの高いカイリキーは特性のノーガードのお陰で小さくなるも怖くないので対策にはうってつけのように思えます。

ただし、いくらいい男でもヤドランに簡単に受けられてしまうのでラッキーの取り巻きまで考えると対策にはなりにくいでしょう。また、ニョロボンに至ってはまともな技が瓦割りのみでそもそもラッキーを二発で倒すのも難しいです。そしてエビワラーではローブシンの代わりにはなりえないようです。ラッキーの背後には常にヤドラン、あるいはフシギバナのような格闘に強いポケモンがいると見て間違いないです。


・対策その二 ラッキーを起点にしよう!

ラッキーは耐久性能は非常に高い反面、攻撃面は悲惨としか言い様がないです。ダメージソースはほぼ地球投げと毒々に限られていて、それらをシャットアウト出来る、もしくは毒々を受け付けない再生技持ちならラッキーを起点にすることが可能です。ここではいくつかその例を挙げようと思います。

ゲンガー

通常のシングルにおいても取り巻きも含めてラッキーに強いことで有名なポケモン。(通常の)ラッキーからの打点は皆無で、ゲンガー側からは挑発+鬼火or毒々、呪い、滅びの歌などで中には黒い眼差し持ちもいるでしょう。

サンプル:シャドーボール、毒々or鬼火、挑発、身代わり@黒いヘドロ
     シャドーボール、身代わり、呪いor滅びの歌、黒い眼差し@黒いヘドロ
努力値振りは比較的自由度が高いと思いますが、HSベースでHPを調整するのが一般的だと思います。

フーディン

夢特性であるマジックガードのお陰で毒々が効かない上に自己再生持ちなのでラッキーに倒されることはないでしょう。こちらからの打点は命の珠持ちの瞑想積みサイコショックなどがあります。ただし、ラッキーが電磁波持ちで痺れ待ちの地球投げ連打で倒される可能性がある点には要注意です。昔はマジックガードだと麻痺でも動けなくなることは無かったんですけどねえ。なぜ変わった・・・。

サンプル:サイコショックシャドーボール、瞑想、自己再生@命の珠
     151-*-65-167-105-189(最速) or 151-*-65-171-105-184(115抜き)

努力値配分は地球投げを3回耐えることができるHP151(努力値164振り)は確保したいです。素早さは難しいですが、最低ラインである最速110抜きのS179(努力値180振り)から最速までが考えられます。特攻は残りの分を振るのがいいでしょう。C172(努力値134振り)を確保できれば瞑想4積みで図太いB252ラッキーを一撃で落とせます。ついでにB52振ればハチマキカイリューの神速を耐えれるのですが中々余裕はなさそうです。


その三 ハチマキ逆鱗で吹き飛ばそう!

ハチマキカイリューの逆鱗なら、ラッキーが二発で防御特価ヤドランですら受け出しがきかないので手っ取り早いです。また、カントーカップ唯一の鋼であるレアコイルはラッキーとの奪い合いになる進化の輝石がないと逆鱗を受けることができないです。流石は600ドラゴン!ただし、パルシェンには要注意。

龍の舞も悪くはないですが、ゴツメ持ちのヤドランを後出しされて殴り合えば負けるので単純にラッキーヤドランの並びを潰したいならハチマキの方がいいでしょう。


その四 もうこうなったらやけのやんぱち日焼けのなすび・・・一撃当てよう(

ラプラスフリーザーで絶対零度当てればどんなポケモンでも即死・・・。カイロスに至っては型破りでレアコイルにもハサミギロチンを当てることが出来る上に、ラッキーと組んでいる可能性の高いヤドランにそもそも強いです。さらにシザークロスでラッキーの身代わりを確定で壊せるので試行回数も稼ぎやすいです。


カントーカップまであと一週間。そもそも出場するかも分からないですが一応考察はしてみます。カイリューパルシェンをどうするかも考えないと・・・。