桜花賞

今日は待ちに待った桜花賞でした。

フェブラリーステークス高松宮記念も魅力あるレースですが、桜花賞の開催はやっぱり春のG1シーズン到来のお知らせって感じがしますね。


Twitterを見ていただければ桜花賞に関するつぶやきばかりで、あれこれ考えてたことなんかつぶやいでいたりしますw


まず、今回の桜花賞を考える上でルージュバックの取捨が最大のポイントであったというのは間違い無いでしょう。最初の取っ掛かりの部分さえ見つけにくかった今年の高松宮記念とかと比べると的中は別としても幾分考えやすいレースであったと思います。

去年のハープスター単勝1.2倍ほどでは無いですが、ルージュバック単勝は1.6倍で断然の一番人気で完全に1強ムードでした。ルージュバックには早くも凱旋門賞挑戦の話が出てきたり、三冠取れるとか、ダービーも取れるとか物凄い盛り上がり。歴代の名牝と同等以上という評価もちらほら。3戦3勝のどれもが圧巻のレースで、前走のきさらぎ賞に至ってはクラシック候補(だったはず・・・)の牡馬を一蹴するものでした。

ただ、不安要素も幾つかありました。箇条書きすると

・1800m以上の距離でのレース経験しか無く、1600mは初めて
阪神JFチューリップ賞と王道を征かなかったことで阪神競馬場でのレースが初めて
・その直接の理由となった体質の弱さ
きさらぎ賞で負かした牡馬のレベルが必ずしも高かったかどうか
・多頭数でのレース経験が無く、馬群に揉まれたときにどうなるかという不安


ざっとこんな感じです。特に5つ目のように揉まれればそのまま馬群へと沈んでいく可能性は高かったと考えていました。勝つ確率は相当高い(何となくですけど35%前後かなあって考えてました)ですが、負けるときはあっさり負けるといった感じです。1着か馬券外です。

そうなると、三連複などでルージュバックを軸にすると言うのはそもそもが不安定ですし、何よりルージュバックに対する過剰投票により物凄く期待値が低くなったと言えるのでルージュバックは切る必要性が出てきました。差しそこねたルージュバックが二着になる事を想定した馬単も考えましたが、やはりそもそも馬券外に飛ぶ可能性も高い上に、その割には配当もそれほど高く付かないので旨味が無いです。

そこで安定して複勝圏内に来れる馬としてレッツゴードンキを本命として据えました。これまでは勝ち切れないもの、展開・馬場あらゆる状況下でも安定して実力を出してきてくれました。相手としては前走の負けによって人気を落としたクルミナル・コンテッサトゥーレは絶対に入れておきたかったです。クルミナルに至っては馬場が合わずに大敗しただけで前走は無視しても良いと思っていましたが、単勝23.2倍の7番人気で絶好の穴馬で尚且つ調教も○と美味しい条件が揃っています。コンテッサトゥーレもほぼ同じ理由ですが、1枠が少し気になるものの、このオッズだと紐としては最適。他に相手としては何だかんだで結果を残しているココロノアイ、前走の大外一気の印象が強かったクイーンズリングクイーンズリングは体重が戻っておらず切るか迷っていましたが、-20キロで切って泣きを見たフィリーズレビューを思い出して残しました。キャットコイン阪神での実績が無い上に、馬体重の減少も大きく、パドックでは素人目にもあまり良く映らなかったのでこちらは切り捨て。ノットフォーマルやメイウショウメイゲツも怖かったですが、流石に捨てました。軸はともかく紐はディープインパクト産駒ばっかりですねw


結果は岩田騎手の見事なペース握りも有ってレッツゴードンキの完勝。逃げていたのに上がり33.5の数字。ダイワスカーレットの再来でしょうか・・・。2着はクルミナル、3着は微妙でしたがコンテッサトゥーレ。3着がクイーンズリングなら配当が1万位安くなっていました。



勝負レースとまでは行かないけど狙ってたレースを3連続で外して萎えて、狙っていた馬単フォーメーションを買わなかった阪神の10レースでは2万馬券を逃すはめに。そんな感じで桜花賞まで控えめの購入になってしまいましたが、結果オーライと言うことで。ポケモンにも通じますが、冷静さを失わずに立ち回る事が大事ですね。

さて、来週は皐月賞シャイニングレイの出走回避が決まったそうで、取捨の択がひとつ減った感じがします。今年は牝馬ばかり追いかけていて、牡馬の方が全然分からないですが、頑張りたいと思います