【メガシンカポケ印象】メガライボルト

大相撲九州場所13日目は稀勢の里日馬富士を破って白鵬が単独トップに。全勝優勝するかな?と思った一方で稀勢の里が連勝を止めるような気もしていました。12連勝は立派ですし、これだけでもノルマを達成したとも言えるでしょう。まだ優勝の可能性も十分にあります。一方ですっかり日馬富士をお得意様としている稀勢の里は明日が白鵬戦。稀勢の里ならやってくれるのではないかという期待感と共に何で序盤で取りこぼすのかというガッカリ感が入り混じっています。大関昇進目前の三場所以来、一桁が僅か一回で大半が10勝、11勝であり非常に安定しているようにも見えますが、安定して序盤で取りこぼす不安定さ故に数字だけ見ると安定して見えるという・・・。もっとも、取りこぼしがなければ今頃横綱なのでしょうけど(





メガライボルト
タイプ でんき
特性  いかく
種族値 70-75-80-135-80-135 合計575


自身は悪くないスペックを持ち、優秀な特性であるひらいしんかえんほうしゃ・オーバーヒートなど炎技といった差別化要素を持ちながらも、他の電気ポケの壁が厚かった印象のポケモン。単純な速攻アタッカー気質の電気ポケが全世代では使いにくかったというのも逆境でした。

特性はいかくへの変更となっています。メガシンカ前のひらいしんのお陰で電気を牽制することが出来る上に、メガシンカすることで相手の物理ポケモンにいかくを入れることも可能です。メガシンカのタイミングが任意であるため、威嚇のような特性とは相性が良いとも言えます。

種族値は耐久面がそこそこ改善されていて平均かやや下回る程度に伸びています。CSは共に135とこの辺に関してはライバルであるライコウやサンダースをも上回るものとなっています。全体で見ればCSに尖った代わりに耐久が落ちたライコウ、あるいはサンダースを一回り強くしたと言えばピンと来やすいかもしれません。


環境に多い物理ポケ全般に威嚇が刺さる(タイプ的にはファイアローブレイブバードも止めやすい)他、ロトムに安易なボルトチェンジを許さないことやトゲキッスなどにも強く活躍しやすい環境が整っていることや、レーティング1位の人が使っていたらしくて右ならえの法則で数を増やしているようです。

ただし、速攻系の電気アタッカーは止めやすく且つ耐久がそこまで有るわけでもなく補助技にも乏しいのであくまで環境に対するメタとしての活躍になるかと思います。この点においては通常のライボルトと大きくは変わらないかと思います。ダブルに関しても特性が面白いのですが、並弱程度の耐久の単純な速攻アタッカー系(一応電磁波は撒けますけど)の出番がどれほどあるかと言えば多少厳しそうです。ただし、スピードの観点では麻痺しない135族というのは大きいアドバンテージではあるかと思います。

環境を席巻するまで行かなくとも、ある程度の位置にいることになるかと思われます。環境次第では十分活躍できそうです。