カロスダブルの現環境の印象

やっとレーティングが上がって来ました。と言っても1700弱なんですが・・・（

マンムー刺さるんじゃね？とか思って使ってみたら使いにくかったりと試行錯誤しております。

さて、本題です。一ヶ月以上もランダムをやっていなかったので、あまり環境を把握出来ていなかったのですが、オフ前後からモチベが上がってきて多少潜って見たのでその印象を述べていきます。

・ヒートロトム>>>>ウォッシュロトム>>>>フロストロトム>カットロトム
46戦中、ヒートロトムの遭遇数が18であるのに対してウォッシュロトムの遭遇数が8とヒートの半分以下という結果になっています。メガリザY（+フシギバナ）の組み合わせに対してウォッシュよりも強いという点や、鋼やモロバレルに強力な打点があることなどが評価されてのことでしょうか。以前よりもバンギラスが減少しているのも追い風。

・マリルリの増加
ボーマンダ、サザンドラをほぼ完封することが可能で、ガブリアスに対しても有利というドラゴンキラー。何気に対雨パ性能もまずまず。ヒートロトムの苦手な岩全般やドラゴンに強いのでこの二体の補完関係は良好。

・モロバレルの増加
ヒートロトム、マリルリ、モロバレルの組み合わせは非常に多いです。相手のマリルリに強かったり、自分の炎ロトムやマリルリとの補完に優れていたり。雨パやクチート系のトリパにとっては難敵とも言えます。モロバレル対策なのか挑発を持ったゲンガーも一定数居ました。

・プテラの台頭
これまでは低レート勢が仕掛けてくる地雷要因としての大活躍（？）でしたが、とうとう本格的に流行し始めています。襷とメガシンカのほぼ二択でメガシンカの場合はその辺のスカーフ持ちにも先手を取れたり。あの素早さからいわなだれを連発するだけでも非常に厄介な存在です。それ以外にもフリーフォールによる妨害であったり、ワイドガードやおいかぜと言った補助技も使えます。ガルーラやリザードン、ファイアローに対しても相性がいいと言えます。先制技の多く（アクアジェット、こおりのつぶて、バレットパンチなど）が苦手なので、ファストガード持ちと組んでいるパターンもあるので、対策する際には覚えて置いても良さそうです。

全体を見るとメガガルーラなどの超メジャーポケモンが若干減っているという印象も受けました。カロスダブルのような限られた環境において、同じようなパーティが溢れかえることで自ずと勝率はせいぜい半分前後に収束、あるいはメタポケモンが流行ればさらに勝率は落ちていくことになります。スタンダード系では埒があかないのではないかとも思いました。

そこで新しいパーティを考えていた所、ヒートロトム＋マリルリ＋モロバレルという組み合わせを考えて使って見たところ、既にランダムで溢れかえっていたりという感じでした。サザンドラ＋ゲンガーとかも考えましたが高速ドラゴンやファイアローがきつかったりと思った以上の成果を上げることが出来ませんでした。

もう少し考えてみたい所ではカロスダブルは最初の1、2ターンで大体勝敗が決まっているようなことが多いのかな？という印象もありました。

これと言った構築もあまり無く、思った以上に奥が深いカロスダブル。今年の公式大会だけで終わりにするにはちょっと惜しい感じですね。