【XYポケ印象】ビビヨン

日本シリーズ楽天が制しましたね。仙台の球団なのに「東北」なのはなぜなのか。ポケモンセンタートウホクのトウホクは東北にこれ以上ポケセンを作らないという意味なのか。何故だか一括りにされがちな東北に疑問を抱きつつ青森に数年間住んだものです。

それはさて置き、田中が恐らく国内では見納めなのかと思うと、甲子園に出る前から見ていただけに少し寂しいです。疲労が故障に繋がりさえしなければメジャーでもきっと括約してくれるでしょう。





ビビヨン
タイプ むし・ひこう
特性  りんぷん/ふくがん/フレンドガード
種族値 80-52-50-90-50-89 合計411

今作の序盤虫枠であるビビヨン。懐かしのキャタピーやビートルの系統が登場する今作で懐かしさに釣られてこれらのポケモンを連れて旅したのは恐らく私だけじゃないはず。殆ど戦わせてないスピアーがほぼ学習装置のみで育っていました。出番はジムリーダー戦の先発でどくびしを撒くくらいです。しかもミサイルばり(笑)とか思って馬鹿にしてたら威力が上がったことに気がつかず習得させていないというミスも犯すという(

合計種族値411と序盤虫にしてはまだマシ程度ですが、HCSは悪い数値じゃないです。BDが50なので耐久は紙そのものですが・・・。種族値は仕方がないにしても特性が優秀。追加効果を受けないりんぷんは意外な特性の上位互換だったりします。例えば追加効果の怯みも受け付けないのでせいしんりょくの上位互換とも言えます。威嚇などは受けるとは言え、ローキックやこごえるかぜの追加効果も受けないなど簡易的なクリアボディと言える面もあります。もう一つの特性はふくがん。命中率が1.3倍になるというもの。相性の良い技も多く、ねむりごなは97%、ぼうふうは91%と非常に強力です。地面にも通るしびれごなも有りです。今作でねむりごなは防塵・防塵ゴーグル・草タイプに、しびれごなは防塵・防塵ゴーグル・電気に無効となったのは残念です。


技に関しては現在判明しているものをwikiを参考に使えそうなのをピックアップします。

【特殊技】
虫 むしのさざめき
飛 ぼうふう
草 エナジーボール
超 サイコキネシス

【その他】
とんぼがえり、ちょうのまい、ねむりごな、しびれごな、ふんじん、はねやすめ、いかりのこな(追記、遺伝)


まずメインのむしのさざめき、ぼうふうは確定で採用されるでしょう。むしのさざめきは今作からみがわりを貫通する効果が付属されて強化されました。ふくがんで91%の命中を誇るぼうふうも強力です。補助技はちょうのまいとねむりごなの組み合わせが非常に強力。ねむりごなの性能は耐性持ちが登場したことや、眠りターンリセットバグが無くなったので相対的に弱体化したものの眠りそのものが弱い訳ありません。さらに、粉系が効かない草タイプにはそもそも相性的に有利でさざめきやぼうふうが有効です。ふんじんは固有技で、相手が炎技を使うと1/4のダメージを受けるようです。さらに恐ろしいことに先制技な上に相手の攻撃を終了させるそうです・・・。


序盤虫としては破格の性能を持つビビヨン種族値配分自体がバタフリーよりも優秀でかつぼうふうを習得可能であり、モルフォンとはふくがんの有無、ウルガモスとはねむりごなの有無で差別化を図れます。序盤虫特有の低種族値や、致命的な岩耐性の低さ(言い換えればステルスロックに非常に弱い)などから、環境のトップは無理でも構築や相手次第では十二分に活躍が望めるというスペックを持つと言えます。序盤虫ポケ・・・と思って甘く見ていると3縦を喰らう人が出てくるかと思います。