第45回北海道オフ会レポート
外部の人向けとかに軽く解説。北海道オフ会はおくのさん主催のポケモンオフで前主催者の時代もカウントすると金銀時代から存在するオフ会です。
道オフの存在そのものは当時中学生だったGBA時代から知っていて、当時から参加したいと思っていたものの気がついたら大学生にもなって初参加。参加したらやはり楽しかったので、久々に札幌に帰省したついでに参加してきました。
今回はシングルと交流会がメインということで、私としては特殊ルールのサークルの大会を除きほぼ一年ぶりのシングルバトル。当時使っていたパーティを多少変更しての参加でしたが・・・・。
| ボルトロス | いたずらごころ | 10まんボルト | めざめるパワー（氷） | とんぼがえり | でんじは | きあいのタスキ | |
| ハッサム | クリアボディ | とんぼがえり | バレットパンチ | つるぎのまい | はねやすめ | オッカのみ | |
| カイリュー | マルチスケイル | げきりん | じしん | しんそく | ほのおのパンチ | こだわりハチマキ | |
| ラティオス | ふゆう | りゅうせいぐん | りゅうのはどう | なみのり | トリック | こだわりメガネ | |
| スイクン | プレッシャー | ねっとう | れいとうビーム | めいそう | ねむる | カゴのみ | |
| ローブシン | こんじょう | ドレインパンチ | マッハパンチ | れいとうパンチ | ねごと | オボンのみ |
一年前に使っていたパーティがタイマンに強いボルトグロス軸のニョロトノとキングドラをほぼ選出しない雨パもどきだったのですが、ニョログドラを除く残りの四体が最近話題になっているらしい「対面構築」そのものだったので、当時見せ合いの圧力にしかならなかったニョログドラをかっこよくて汎用性のあるラティオスとスイクンに、催眠制限ルールや対応範囲（特にこのままだと重たいパルシェンや流行のマンムー）などを考慮してキノガッサをローブシンに変えてみました。
ボルトロスは耐久に振った珠持ちを使っていましたが、意地っ張りガブリアスやスカーフニョロトノなどの攻撃を耐えれるかが怪しいという事もあったのでいっそのことCS襷。タイマン性能が高く、面倒な奴に電磁波を入れることが出来る便利なキャラ。
カイリューは当時のまま。最速ラッキー抜き辺りを意識しつつ、ラティの眼鏡流星や鉢巻ガブリアスの逆鱗を耐えて尚且つAは11の倍数の187に。最近多いらしいAS竜の舞カイリューとのタイマンにも勝てる。
ハッサムはやっぱりとんぼが便利なのと鉢巻ドラゴンが以前よりは減ったと思って入れてみました。以前は対鉢巻カイリュー兼ヌケニン対策にゴツメを持ったほとんど地雷に近いメタグロスを使っていました。ヌケニンなんているはずない！そう思って素直なオッカハッサムに変えたのですが・・・・。
スイクンは毒を吐くまもみが、熱湯まもみが、熱湯のやけどでダメージ稼ぎつつ瞑想するか迷いまし
たが、ドラゴンとの対面を考えると冷凍ビームは切りたくなかったのと、瞑想を積んでクレセドランや受けループを蹴散らすのを目的に瞑想型に。キノガッサを切ったことによってかなりブルンゲル（+ナットレイ）が重たくなっていますね・・・・。この辺は来ないだろうという読み・・・というよりは希望です。電気全般に弱いのも当時から余り改善されていないけど当時よりはマシ程度。
「対面構築」という言葉を知ったのはつい最近だったのですが、一年前の軽い焼き直しでどこまで通用するかというのは試してみたかったです。
以下対戦レポート
VSソウガさん （先）フライゴン、エムリット、ライボルト（ゴウカザル、シュバルゴ、ラプラス）
ライボルト以外とはそこそこ戦えるボルトロスを先発、エムリット以外とは戦えそうなローブシン、ライボルトに強いラティオスを控えに。
ボルトとフライゴンの対面で素直にめざパを打ちますが先手を取られてとんぼで逃げられました。エムリットが出てきましたが、ボルトもトンボでラティと入れ替え。ラティでエムリットを倒し優位に。その後はフライゴンを冷パン、最後に出てきた珠ライボルトを倒して勝利。
VSShunさん （先）バンギラス、ブルンゲル、ガブリアス、（ドリュウズ、ウインディ、ウォッシュロトム）
選出は大体予想通り。それでもかなりブルンが重たい。ブルン以外と戦えるローブシン先発でブルンゲルにトリックを入れれる可能性の有るラティと、ブルンゲルを火傷させることを狙えて尚且つ起点に瞑想を積めることが可能で、ロトム以外に有利なスイクンを後発。
ローブシンでブルンを誘いスイクンにチェンジ、熱湯を打つもののなんと貯水。火傷を入れるという行動が取れなくなります。ブルンにローブシンやスイクンが火傷を負わされますがそれでもラティを出して流星群で交代先のバンギを2発で倒し、三体目のガブリアスを出させる。ガブリアスの逆鱗にあわせてローブシンを場に出し冷パンで襷を消費。オボンもあったとはいえ、削れていたためマッパで倒す前に火傷や砂ダメでマッパを入れる前に瀕死に。
ラティとブルンの対面でブルンゲルがラティオスに鬼火を打ってきたところにトリックが決まって一気に優位に。こちらが残飯を奪っいつつも火傷を負ったラティオスと同じく火傷のスイクンで相手の残りが竜の波動や蓄積ダメでブルンの大体残りHPが半分少々で後ろにHP残り１のガブリと言う展開になります。後は砂隠れが二回続けて発動しない限り竜の波動を連発すれば勝ちの筈ですが、そのときの私は何故かブルンゲルを次の一撃で倒したかったらしく、ガブリアスに交代される危険性も考えずに流星群を打ってしまうという悪手を出してしまいました。すると案の定交代で出てきたガブリアスに流星群がヒットして瀕死に。特攻が2段階下がったラティオスにブルンを死に出しされて再生連打されているうちに火傷ダメでラティ、スイクンが落ちて負け。
流星群がうまく外れてくれれば特攻ダウンせずに助かったのですが、そもそもがプレイングミスです。久々のシングルで立ち回りが非常に甘くなっていることが露呈した試合でした。ボタンを押した瞬間に「やっちまった！！！」ってなりました。
余談ですが、SASUKEが好きな方のようで相当な知識をお持ちでした。私もSASUKEが好きだったりして、アルティメットクリフハンガーの話で盛り上がっていましたｗ
VSくりつえでぃあさん （先）ニョロトノ、キングドラ、トリトドン、（ウルガモス、カットロトム、ローブシン）
市内に通う高校生ということで、自称・弘前大ポケサースカウト部担当の私はいつもの癖なのか弘前大学の受験を勧めていました＾＾
対雨パですが、先発は対応範囲が広くてキングドラに麻痺を入れることが出来るボルトロス、後発にウルガモスやキングドラとも殴り合いで勝てるカイリュー、攻撃が一貫するローブシンを選出。
ボルトロスに対してはやはり交代でトリトドンを投げてきましたが、ローブシンを投げて徐々に削っていきます。最後はカイリューの逆鱗でタテて勝ち。
VSくろいのさん （先）クレセリア、ライコウ、ボーマンダ、（メタグロス、マンムー、ローブシン）
同じく高校生のくろいのさん。彼はもしかしたら来年うちのポケサーにいるかも・・・・。
ライコウローブの組み合わせを警戒しつつも、恐らく出てくるであろうクレセリア辺りも警戒。先発・ローブシンに後ろにハッサムとカイリュー。クレセがめざ炎持っていたら悲惨ですね・・・と思っていると先発でクレセリアが出てくる。めざ炎を警戒しつつもこちらがローブシンではどうしようもないので仕方なくハッサムを投げる。やはりめざ炎が飛んできて対戦ありがとうございました。パーティバランスが悪すぎます・・・・。去年はこんなんでなんで勝っていたのだろう・・・・。
VSドラハンさん （先）サンダー、メタグロス、フライゴン、（キノガッサ、ニョロトノ、キングドラ）
こちらはサンダー以外とは殴り合えるボルトロスを先発、後ろにローブシンとカイリュー。サンダーが相変わらずきついです。しかも先発で出てきたので、眼鏡もちでないことを期待しつつローブシンに交代。冷パンでダメージ稼げるのを期待しました。すると電磁波が飛んできたので根性発動。展開としてはかなり楽になりました。サンダーを倒した後はメタグロスに爆発されましたが、最後はフライゴンを残りで倒して勝利。
VSおくのさん （先）ボルトロス、ウルガモス、ゾロアーク、（ハッサム、マンムー、ランクルス）
こちらの選出は初手カイリュー、後発にマンムーに投げれるローブシン、ハッサム。
ボルトロスで初手から逆鱗をぶっぱしますが、ボルトロスの身代わりで逃げられます。混乱したターンにローブシンを投げたら電磁波が入って先ほど同様に楽な展開に。めざ飛行が飛んでくるものの、ボルトロス、ウルガモス辺りまで倒して最後のゾロアークはカイリューでしとめて勝利。
VSAKIさん （先）マルマイン、キングドラ、ルンパッパ、（メタグロス、ガブリアス、スイクン）
こちらの選出は広範囲を殴れるローブシン、後ろにすいすい持ちに電磁波を入れれるボルトロス、カイリューを控えさせます。
マルマインで雨乞いをされますが、無傷でマルマインを倒せます。死に出しで出てきたルンパッパと無傷で戦えたのが大きく、ローブシンで突破。キングドラが出てきますがハイドロが当たらなかったりと気がついたら三タテ。耐久振りローブシンは強いです。
VSせれんさん （先）ボルトロス、ハッサム、ローブシン、（スイクン、バンギラス、カイリュー）
なんと7年振りの道オフ参加だというせれんさん。かなりの古参です。先発はボルトミラー。先手を取られて10万で結構削られますが、とんぼで逃げてカイリューにチェンジ。ボルトロスは倒せて、ハッサムも約5割ほど削られましたが、最後は珠ローブシンや鉢巻ハッサムに力負け。ボルトロスが攻撃を耐えてハッサムを倒せば勝ちという展開でしたが、最初の一撃が最後まで響いた感じです。この辺りが無振りボルトロスの弱みかもしれないです。
VSなめきちさん
何故かこの試合はメモがありませんでしたが、展開としてはロトムが眼鏡持ちで処理を誤っているうちにローブシンを失ってポリ2が突破できなくて負けるという悲惨な展開。電気ポケ、取り分け眼鏡に弱いという欠陥が諸に現れてしまいました。
VS竹さん （先）ロトム（通常）、ユキノオー、ラグラージ、（キュウコン、カポエラー、ギャラドス）
取りあえずそこそこ戦えそうなローブシンを先発に、とんぼの後出しや電気技に合わせて対面させればロトム辺りを倒せるラティオス、最後にハッサム。
初手からロトムを出されて嫌な流れだったのですが強引にラティを後出し、壁を貼られたりシャドーボールを受けたり。電気・霊というタイプは改めて優秀だと実感。しかしラグラージを倒せたことによって、無効からハッサムへの有効打がなくなったお陰で何とか勝利。ユキノオーの雪崩でハッサムが全く怯まなかったのが大きかったです。
それにしても女性の方でしかも一人でオフに参加されるとはかなり勇気の有るです。一方の私はオフに参加するまで7年もかかってしまいました・・・・。オフに参加するのは結構勇気が必要ですよねｗ
VSSui.Vさん （先）ランターン、マンムー、ギャラドス、（ヒードラン、クレセリア、ローブシン）
第一回から道オフに参加されている最古参メンバーであるSuiさん。この時点でSuiさんは優勝争いを演じていて、私が勝てば優勝阻止が確定するという状況。責任重大じゃないですか！
私のパーティは電気にかなり弱い構造になっていて特に眼鏡持ちなんかが来た日には目も当てられなくなるのですが、そんな中でもボルトロスでも殴れないランターンは特に苦手だったりします。昨年使っていたパーティでもランターンが来たら気分は降参でした。このあたりを改良するべきだったのですが・・・・。
こちらの先発はクレセヒードランを瞑想で突破可能で、ランターンに対しても瞑想を積みつつ火傷を入れれば何とかなりそうなスイクン、後ろにラティオス、カイリュー。とにかく拘りドラゴンでクレセやヒードランの過労死を狙いましたが・・・・。
初手はランターンとスイクンの対面。最悪の対面ですが、万が一眼鏡じゃなかった場合は瞑想を積めばボルトチェンジのダメージは知れていますし、仮に眼鏡だったところで半分削れるくらいで眠る余裕があると判断。というか、こちらに地面がいない以上後ろからラティを投げても逃げられて有利なポケ出されるだけなんですよね・・・・。この時点で後ろはクレセヒードランだと思い込んでいました。するとやっぱり眼鏡だったランターンのボルトチェンジが急所に入ってスイクンが即死・・・・。うーん、これはひどい。無理につっぱた挙句に犬死。さらに後ろから出てきたのは何とマンムー。あとはつららばりや礫でラティやカイリューが死んでいき・・・・。何もかもが裏目にｗ
ゴツイポケモンが多い中、可愛らしいランターン（Wordの鬱陶しいイルカとか言うなよ！絶対だぞ！）がいるのはかなり浮いて見えますが残り5体の補完を考えると確かに最適なポケモンのようです。さらに水に強い水、電気に強い電気とも言える水・電気タイプの蓄電持ちで攻撃範囲の広さから”刺さる”事の多い地雷とも言えます。地面を後出ししにくいボルチェン持ちという強みもあります。
結局Suiさんが優勝するのですがほとんどの試合で選出する活躍ぶりだったようで、ランターンの地雷になりやすさを改めて実感。中堅ポケモンの使い方のお手本かもしれないです。普段からテンプレートなパーティしか使っていないと中々こういった発想は出来ないと思います。ガチ勢を名乗る人も中堅・マイナー使いを名乗る人も参考にするべきですね！
VS両津勘次郎さん （先）ローブシン、ヌケニン、霊獣ボルト、（ラッキー、ナッシー、ヒードラン）
ヌケニン対策も兼ねていたゴツメグロスをオッカハッサムに代えたことによって、カイリューの炎のパンチしかヌケニンに有効打が無いという・・・・。
これは省略で（
結果は6勝6敗。何とか負け越しだけは免れましたが、立ち回りの甘さや構築の欠陥が次々に露呈してしまう形になりました。特に立ち回りは酷いもので、特にShunさん戦でのミスは自分でも唖然としてしまいました。
ただ、対戦自体はかなり楽しむことが出来ましたし久々にシングルモチベがうｐ。
対戦中や交流会でも大部分の人とかなり話せましたし、オフ会の醍醐味を十分に満喫できたと共に次回もまた参加したいと思いました。やっぱりポケモンを楽しむならオフラインだということも改めて再認識。
主催者のおくのさんをはじめとする参加者の方々、どうもありがとうございました！そして次回もよろしくです
